福岡から挑む生成AI時代のCS変革──ブリングアウトが描く対話データ×顧客体験の最前線

Press Release
日本産業パートナーズ株式会社と共同持株会社を設立しました。
株式会社ブリングアウトは、生成AI時代におけるカスタマーサクセス(CS)の変革をテーマに、SalesforceでCSの専門性を磨いてきた折口のキャリアと挑戦を紹介します。誰が、どこで、なぜブリングアウトを選び、何に取り組んでいるのか。福岡を拠点としたフルリモート環境の中で、対話データ×生成AIを武器に、現場の行動変容から経営変革へとつなげる取り組みを描きます。大手企業とスタートアップ双方の経験を活かし、CSが担う役割や今後の組織づくりを通じて、一次情報経営のリアルを伝える内容です。

自動車メーカー在籍時に携わったビッグデータ活用プロジェクトにて「これからはデータの時代だ」と確信。SalesforceでCSの専門性を磨き、データ×AI SaaSスタートアップを選んだ折口。 日系・外資いずれの大手も経験した彼が飛び込んだのは、「生成AI最前線」の”対話データx生成AI”で企業の経営変革を行うブリングアウト。 福岡を拠点に、生成AI時代のCSを切り拓く折口のキャリアに迫ります。

プロフィール
プロフィール

データの時代が来る。そう確信してSalesforceへ

インタビュアー:まずは自己紹介からお願いします。 折口:福岡生まれ福岡育ち。幼少時はどこにでもいるスポーツ少年でしたが、昔から好奇心はひと一倍強く、高校時代から徐々に、より外の世界を見たい、様々な価値観に触れたいという思いで上京して大学に進学。約16~17年のキャリアは東京を中心に過ごしましたが、いつかは福岡にUターンしたいと長年の想いが40歳を機に高まり、ブリングアウト入社のタイミングで地元に戻りました。 今はフルリモート環境で、仕事と子育て、週末は移住した一つの理由でもある、趣味のアウトドアやゲストハウス運営に没頭し、自分が求めるライフスタイルが実現できています。 キャリアの起点は日系大手メーカー。早稲田の理工学部で経営システム工学を専攻し、経営と生産管理など学んだことを活かしたい想いで就職。技術営業からスタートしマーケティングや広報、複数の部署を経験。転機は2社目の日産自動車で携わったデータ活用プロジェクト。 当時日産は、経営再建に向けてデータドリブン経営に舵を切る中、私は全国のディーラーが保有するビッグデータの活用プロジェクトにPMとして参画させて頂きました。 役割はデータ活用でBtoCマーケティングを効率化すること。パーソナライズされたリコメンドが消費者の購買行動を変える、顧客体験価値の創出を目の当たりにし、その面白さと、将来的なビジネスモデルの変化を予感。それは「データで体験が変わる」ことを確信できた経験でした。 その後、最新のテクノロジーとデータで価値を生み出す方法論を学びたい思いでSalesforceの門を叩きました。

折口1
折口1

「顧客体験を高める」役割こそ、自分のミッションである

インタビュアー:Salesforceではどのような仕事をされたのですか? 折口:CS(カスタマーサクセス)として、導入後の価値定着とLTV向上を担いました。マーケからSFA、サポートまで点在するデータを“1顧客単位”でつなぎ、体験をなめらかにする。いわば、顧客体験価値を上げることが私のミッションでした。 ここで初めて「自分のミッションは顧客体験価値の最大化だ」とクリアになりました。日産時代に既存顧客が“再購入や来店につながる体験づくり”をしていたあれも、振り返ればCSそのものだったと気づいたんです。 Salesforceでは、データをマーケからSFA、さらにサービスのタッチポイントまで横断でつなぎ、一つの顧客単位で情報を統合・活用する意義と方法を体系的に理解することができました。 外資系特有の組織再編も経験し、それを契機に「もっと上流の課題設定から伴走する力」を磨くためにコンサルティングファームで武者修行。その先に、ブリングアウトという選択がありました。

営業強化を起点に経営を変革する、仕事の醍醐味

インタビュアー:ブリングアウトとの出会い、そして入社の決め手は? 折口:実は、ブリングアウトは入社の数年前から知っていました。Salesforce時代の先輩が先に入社をされて、私は前職時代も、セールステック/イネーブルメント領域に対する強い興味を持ってたのでずっと気になっていたんです。 かつては営業を「人間力の仕事」と捉えていましたが、日産やSalesforceでの経験を通じて認識が一変。営業はデータと仕組みで組織全体の価値を底上げするドライバーだと理解しました。そしてあらゆる職種の中で、ビジネススキルが最も試される総合格闘技であり、スポットライトが当たるべき領域だと思っています。

一方で、営業組織の強化のためにデータを活用できているチームは日本には少ない。だからこそ、商談データを起点に営業組織を強化し、その先に全社的な経営変革を実現するブリングアウトにフィット感を覚えました。

ブリングアウトが取り組む「対話データによる経営変革」は、まさに自分自身が日産やSalesforceで経験してきた領域の、更に先にあるテーマであり、選考中の段階から、これまでの経験を活かして貢献できるイメージを持つことができました。 ブリングアウトには、従業員数20名ほどのタイミングで入社しました。大手からスタートアップへ転職することへの心理的抵抗は不思議とありませんでした。周囲は驚いていましたが、新しい時代はスタートアップが作るもの、という自身の考え、想いと一致するキャリアの意思決定ができたと強く感じています。 実際に入社してからは、スタートアップで働く面白さも大変さも感じています。スタートアップは落ちているボールが無数にある。自分で拾い、ルールにして、仕組みにして、血肉にする——その連続が価値を生むからです。 体制はまだ発展途上ですが、ブリングアウトの仲間は「人が良い」。本当に根の良い人が多いんです。だからこそ、チームで声を掛け合い、未整備な部分があれば連携して作っていく、そんなスタートアップの醍醐味を心地よく実感することができています。

折口2
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CSが担う“現場価値”の追求

インタビュアー:CSはどんな役割を担っていますか? 折口:CSは、契約直後のオンボーディングから伴走します。運用開始Day1を迷いなく迎えるための体制づくりから運用KPI及びロードマップの策定まで、そして運用開始後は、AI SaaS「BringOut」を使って業務効率化 → 示唆創出 → 売上・利益インパクトへと階段を上っていただく。 プロダクトは商談などの対話データを録音・蓄積・解析し、現場のイネーブルメントから経営の意思決定まで広く効かせられる“対話OS”です。 その中でまずCSは“手元で価値が湧く”ユースケースに徹底的にこだわります。議事録作成の簡素化、報告の自動化、提案の骨子・言い回し支援——営業の“目の前の1時間“を効率化し、次のアクションの示唆出しや提案の質を高める行動に変えていく。勉強会やハンズオン会、グループワークもCS主導で行い、現場に手触りのある成功体験をつくります。 データを蓄積しないと、その先の経営変革にチャレンジもできませんので、まずは現場で価値が生みだす→データがたまる→対話データが経営資産になる。二段ロケットの設計が鍵となるアプローチです。

現場のイネーブルメント実現に繋がった想いのある案件

インタビュアー:ブリングアウトに入社して印象に残っていることは? 折口:大手人材系の企業様との取り組みで、とても嬉しい言葉を頂けたのが印象深いです。その企業は人材紹介を行なっており、特に求職者に向き合う姿勢を重視されていました。そして、求職者との面談で本音や魅力を引き出すための「キャリア面談の型」を作り、組織の水準を高めていきたいというオーダーをいただきました。 そこで、具体的には「キャリア面談において押さえるべき必須5項目+任意10項目のルール」を型化し、現場で実践いただいたところ、キャリア面談を受けた求職者の方から「今までの面談で一番、自分の良さを引き出してもらえた」「言いたいことが言えた」「よく傾聴してくれた」といった高評価をいただけることが増加。現場で生まれた価値を実感できた瞬間でした。 対話データを解析して型を磨き、毎回の面談を「型を理解したAI」が評価・フィードバックをしてくれるサイクルを作る——品質の再現性が生まれると、組織は一段強くなる。まさに私がブリングアウトで取り組みたいと考えていた、現場で働く方達のイネーブルメントを実現できたケースとなりました。

「強みを武器に、変化を楽しむ」組織の型作り

インタビュアー:CS組織のこれからは? 折口:CSチームとしてやるべきことは山積みです。お客様のフェーズに応じた“最短で効く処方”をもっと明確にする必要がある。まず何を解くかの大方針と、再現可能な運用の型を並走して整える必要があり、共にCSチームの水準を高めてくださる人を必要としています。 ルールや仕組み、型づくりがチームの「血肉」となり、エクスパンションや更新に効いていく手応えを持てるのは大きな面白さです。ブリングアウトは現在30名程度の社員規模ですが、急成長フェーズであり、あっという間に50名、100名と組織の壁を超えていくはずです。まさに「型づくり」が必要な時期であり、今後新たに仲間になってくれた方達と共に、新しい領域で他では味わえない面白い挑戦をしていきたいです。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

折口:ブリングアウトのCSは、自分の強みを活かして働ける環境だと考えています。私はマネージャーとして、メンバーの志向・得意領域の理解に努める必要がありますし、メンバーには自身をメタ認知し、強みを生かしながら今より少しだけストレッチできる役割、業務にチャレンジしてほしいと考えています。

チーム作り、業務の型作りのため、世の中のベストプラクティスは参考にしますが、新しい時代に対応できるように、現場で自分が肌で感じた一次情報を大切にしながら、メンバー全員でチームのアイデンティティを構築していきます。 新しい領域に挑戦したい人、自分を成長させたい人に来てほしい。環境は常に変わります。変化できる人、変化を楽しめる人がフィットします。ぜひ、一緒に働きましょう。

ブリングアウトに興味を持ってくださった方へ

ブリングアウトはビジネス/開発側の採用を積極的に行なっています。 まずはカジュアル面談からぜひお話ししてみませんか?

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ブリングアウトはフルリモート・フレックスタイム制度を導入しています。 従業員の約8割が育児しながら業務にも全力で取り組んでおり、仙台や静岡、福岡など日本各地から参画しているメンバーも多数いるチームです。 自由度の高い働き方を必要としながらも、成長企業、生成AIの最前線で挑戦したい方、ぜひエントリーをお待ちしております!

【採用責任者コメント】 折口さんを見ていて強く感じるのは、「CSを経営変革のエンジンとして捉えられるプロフェッショナル」だという点です。Salesforceで培った顧客体験の構造理解、日産で体感したデータドリブン経営のリアリティ、その両方を一次情報として腹落ちさせている。だからこそ、ブリングアウトの対話データという武器を、現場の行動変容から経営インパクトまで一気通貫で設計できるのだと思います。福岡を拠点にしながら、全国・全社レベルの変革をリードする姿は、場所に縛られない新しい働き方と、生成AI時代のCSのあり方を体現しています。このレベルの視座と実行力を持つ人材が集まっていること自体が、ブリングアウトの組織力そのものです。